2015年10月5日月曜日

新潟県立見附高等学校様

皆さん、こんにちは。
「企画員」です。

今年度もここまで多くの学校様、団体様に気仙沼市を
ご訪問いただいております。

ここまでを振り返ってみると、平成23年は震災があり
「安全に関する不安」や「行って迷惑をかけるのではないか」
ということからガクッと数は減りましたが、年数が経過するに
つれて徐々に数が増え昨年は震災前を越える皆様に
気仙沼市をご訪問いただきました。

皆様のお考えも「安全に関して不安」「行って迷惑をかけるのでは」
ということから「行って応援したい」「まだ、忘れていないよ」
「日本全体を揺るがした災害のあった場所を子供達に見せたい」
という考えに変わってきているのかなと感じています。

震災学習を目的に気仙沼市を訪れる学校様の多くがご利用になるのが
「震災復興語り部ガイド」。

皆様のバスに語り部が同乗して津波の被害があった場所をご案内する
ことが多いのですが、最近ではホテルの会議室などに出張してお話する
機会も増えてきました。


今回ご紹介するのは、新潟県よりお越しの「新潟県立見附高等学校」
の皆様。

気仙沼ホテル観洋での語り部講話のご紹介です。



今回の語り部は尾形幹男さん。

見附高等学校の皆さんは先生方も入れて約160名。


 


終了後には生徒の代表から語り部へ感謝の言葉がありました。

その中で「今まで自分達は災害から守られる立場だったが、これからは
人を守る立場としてやっていきたい。」という旨の話がありました。

それを聞いて、「震災時に小さかった子供達も大人になっていっている
んだな」、そして「時間はどんどん経過していっているな」と感じるとともに
生徒達に対して頼もしさを感じました。


皆さん、ありがとうございました。