2015年3月30日月曜日

平成26年度は全て終了です。

皆さん、こんにちは。

教育旅行ブログ、久しぶりの更新です。


今回は平成26年度最後のブログということで、一挙に3団体

の皆様のご紹介です。


まず、最初は・・・

3月26日の桐光学園様。

昨年の9月に気仙沼市を訪問しているので、半年ぶりの訪問

となります。(ありがとうございます。)


皆さんは「紫市場」で昼食後、リアス・アーク美術館と内湾地区の見学、

夜にはプラザホテルの堺支配人の講話を聞いた後に市民の方々との

交流会を行ないました。



支配人のお話は非常に分かりやすく、気仙沼市を初めて訪れた生徒さん達も

街のことを理解してくれたようです。



そして市民の方々との交流会。

内気で無口な?市民の方々との交流だったので、最初は心配でしたが

途中から大いに盛り上がりました。

生徒達にとって、知らない人と話すという経験はあまり無いと思いますが、

社会に出るとコミュニケーション能力が必要となってくるので良い経験

だったのではないでしょうか。

翌日は、KRA(気仙沼復興協会)さんへ行きボランティア活動を行ない

ました。


皆さんは帰り際に海の市に寄ってくれたのですが、その際に先生から

「福来旗(ふらいき)を教室に飾ってますよ。」という話をされ、皆さんが

気仙沼市を忘れないでいてくれているんだなと嬉しくなりました。



そして、翌27日と29日は神戸市より「神戸PTA協議会」様の受入れ

の対応です。


27日の皆さんは内湾地区、階上地区、リアス・アーク美術館見学を語り部

さんと一緒に行ないました。

「阪神大震災20周年特別事業」ということで、保護者の方とそのお子様方

という皆さんでしたが、お子様にとっては阪神大震災当時の事は知らず、

保護者の方々は阪神大震災を経験なさっていて、リアス・アーク美術館の

展示を見て当時の事を思い出した保護者の方も多かったようです。


29日の皆さんは内湾地区、階上地区を語り部さんと一緒に回りました。


今回は小学生のお子様も多かったのですが、語り部さんの話がしっかり

伝わったようでとても嬉しかったです。

「次世代を担う子供達にこそ、語り継いでいく必要がある。」

そんな責任をあらためて確認しました。

お子様達には、神戸に戻ったら「阪神大震災」についても色々と調べて

欲しいと思います。



そして、31日には日本公文教育研究会の皆様の受入れを行ないました。


今回のお客様は、日本の子供たちと海外からの留学生の皆さんの団体

です。

唐桑半島ビジターセンターで津波体験を行ない、小松事務局長のお話を

聞いたのですが、最後の質問で留学生の方から「なぜ、津波の被害の

あった街に残っているのですか?」という趣旨の質問がありました。

事務局長はその質問の回答の最後に「皆さんも、故郷っていいでしょ。」

言っていました。


震災を経験したからかもしれませんが「故郷(ふるさと)」という言葉に

重みを感じました。




以上で平成26年度の受入れはすべて終了です。

大きな事故もなく無事に終了できたのは、気仙沼市を訪問した学校(団体)

の皆様、担当エージェントの方々、現地の受入れスタッフの皆様のご協力の

おかげです。


平成27年度も皆様のご協力をいただきながら、安心・安全で良い受入れが

出来るように努力していきたいと思います。

皆様、平成27年度もご協力お願いいたします。