2016年10月28日金曜日

秋の教育旅行シーズン終了です

皆さんこんにちは。
「企画員」です。

鳥取で大きな地震がありました。
被害に遭われた皆様におかれましては不安な日々をお過ごしかと思います。
心よりお見舞い申し上げます。
余震が続いていますが1日でも早く落ち着いて生活できるようになることを
お祈りいたします。



早いものであと数日で10月も終了です。
そして、今年の教育旅行シーズンも終了・・・。
あっという間でした。

今回は10月の後半に受入れをした学校のご紹介。

下の画像は10月12日に気仙沼市を訪問した大阪府立三島高等学校の
皆さんの様子です。


商港岸壁でバスから降りて語り部の話に耳を傾けています。
津波の被害を受けた場所を見て皆さんは何を思ったのでしょうか。

鳥取での地震の影響は大阪でもあったようですね。
(速報では震度4だったと思いますが)
不安な思いをした生徒さんもいたことでしょう。
災害はいつどこで発生するか分かりません。
気仙沼を訪問し「見て・聞いて」経験したことを大事にしてもらえればと
思います。




続いては・・・

10月18日に金沢県より金沢辰巳丘高等学校の皆さんがいらっしゃいました。

 
 
 
 


金沢からお越しいただきましてありがとうございました。
初めて東北・気仙沼市を訪問した生徒さんも多かったと思います。
遠い土地で起こった大きな震災・・・
実際にその地に立ってみてどう思いましたか?
私はなかなか生徒さんのご意見を聞く機会がないので一度聞いてみたい
です。
皆さん、また気仙沼を訪れてくださいね。



そして、10月26日には神奈川県立新栄高等学校、川崎高等学校定時制
の皆様。
画像が無くて申し訳ございません。
ご訪問いただきましてありがとうございました。


最後は、10月27日千葉黎明高等学校の皆様。
午前中は気仙沼の東陵高等学校との学校間交流があったようです。
良い交流会だったようで多少時間が押し気味の中スタートです。
バス7台ということで2台、2台、3台に分かれます。
そして、シャークミュージアム(海の市)、リアス・アーク美術館、語り部の案内と
ローテーションします。
私はバス3台のグループを担当。
別車両でバスを誘導します。



ますは海の市にあるシャークミュージアム内のシアターを見学。
シアターの映像は数ヶ月前にリニューアルしました。
以前より津波の映像を多めに使用しているそうです。


そして語り部の案内とともにリアス・アーク美術館へ移動・・・




ここでは震災に関する展示を見学。
数分で展示室を出た生徒さんもいましたが、出発時間ぎりぎりまで見学
していた生徒さんもいました。
見るのが辛い、興味がない、それぞれの意見はあると思います。
その中でも真剣に限られた時間で学ぼうという生徒さんがいたことが
とても嬉しかったです。




そして最後は道の駅大谷海岸にある献花台の前で黙祷をしました。
千葉黎明高等学校様はバスの台数は毎回違いますが、毎年気仙沼市を
訪問していただいています。
ありがとうございます。


震災から5年半が経過し、復興工事が進んでいます。
語り部も生徒達にどのように伝えていくか試行錯誤しています。
ただ、数年後には階上にある気仙沼向洋高校旧校舎が一般に公開され、
同じ敷地内にプロムナードセンター(仮称)ができる予定です。

校舎3階に津波によって運ばれた車(H28・4月撮影)



そして平成30年度内には気仙沼大島に橋が架かります。


商港岸壁で建設中の橋
 
 
 
さらに現在、三陸自動車道の工事も行なわれています。
 
数年後には体験学習・震災学習に大きな転換期が訪れます。
 
その時に私は教育旅行等の担当をしているかは分かりませんが、いずれにしても
震災を体験した者として次の世代に体験を伝えていきたいと考えています。
 
 
 
長文となりましたが、気仙沼市をご訪問いただいた多くの皆様に御礼申し上げ
今回は終了とさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。









2016年10月11日火曜日

秋の教育旅行シーズンが始まりました

皆さんこんにちは。
企画員です。

朝晩の肌寒さと夜に聞こえる虫の声・・・
いよいよ秋が始まったという感じです。

さて、気仙沼市の教育旅行も秋の受入れシーズンに突入。
今回は10月4日の光塩女子学院中等科様、5日の小田原総合
ビジネス高等学校様、6日の寝屋川高校様の様子をご紹介します。


まずは、10月4日の光塩女子学院中等科様。
皆さんはスケジュールの都合上気仙沼市を訪問できませんでしたが、
宿泊先の秋田県にある「ホテル鹿角」へ語り部が出張して講話を行ない
ました。


語り部は「尾形幹男さん」。
尾形さんがお話する中学生の作文を聞いたことのある方も多いのでは
ないでしょうか。
生徒達も震災の恐ろしさや命・家族の大切さを知ることが出来たと思います。

そして今回はもう1人気仙沼から講師として皆さんの前でお話をした方が
いらっしゃいます。
その方は・・・
気仙沼での復興工事を行なっている「大成建設気仙沼営業所」の南部さん
です。

尾形さんが震災当時の話や人々の様子をお話した後に南部さんが復興
工事の状況を伝えるということで、生徒達は震災から復興に向けた現在まで
を理解することができたのではないでしょうか。



続きましては、10月5日の小田原総合ビジネス高等学校様。









皆さんは前日気仙沼ホテル観洋に宿泊後、翌日朝から震災学習。
まずは海の市にあるシャークミュージアムを見学後、語り部がバスに乗車して
ご案内。
一部完成した防潮堤を間近でみて大きさに驚いていました。
街は現在復興工事中・・・
バスで移動できる道路も部分的に規制がかかっていたり、傾斜が大きい
場所があったりでご案内できるルートが限られています。
そのような中でも生徒達が現状を見て当時の話を聞いて震災に対する
理解を深めてくれたのかと思います。
皆さんはこの後仙台から新幹線で函館へ・・・
午前中に気仙沼市を出発して夕方には函館に到着する予定ですが、北海道
新幹線の開業で北海道も近くなりましたね。



そして最後は大阪から寝屋川高等学校の皆様。

気仙沼市にはバス3台で訪れて、内2台が「モ~ランド本吉」、1台が「階上
(はしかみ)での塩作りと紫市場での昼食」という内容です。
私はモ~ランド本吉に行ってきました。









モ~ランドでは「バター作り体験」、「アイスクリーム作り体験」を行ないました。
インストラクターは「まきばの学校校長の佐々木さん」。
軽快なトークで作業の説明を行なっていきます。

終了後の自由時間には生徒達の中には動物とふれあったり、散策したり
と普段は接する機会の少ない自然を満喫していたようです。


昼食は「べーごこハウス」で焼肉を食べました。
私は外で焼き肉の匂いを堪能しました。

そして皆さんは東京へ・・・
翌日は東京ディズニーシーでの自由行動。
前日は台風の影響で雨風が強かったのですが、受入れ当日は晴れ間も
出て良いコンディションの中お楽しみいただけたのではないでしょうか。


以上で秋の受入れシーズン(前半)のご紹介は終了です。
後半は4つの高校を受入れる予定になっています。
受入れ当日の晴天を祈っています。